県都・福井市
人口は約27万人、福井平野中央部と丹生山地の北部を占める商工業都市だ。
江戸時代から「羽二重」(はぶたえ=薄く柔らかく艶めく純白の絹物)の生産が始まって、全国屈指の纎維産業都市になった。
しかし纎維産業全体が構造的不況で、機械・電気産業などへの転換が急速に進行している。
第2次世界大戦や福井地震(1948年)など、相次ぐ災害に見舞われ壊滅的な打撃を受けたが、大規模都市改造で、全国で指折り数えられる上・下水道普及率と都市公園率などを誇る。
また機械・纎維・プラスチック加工・食品加工業が活発だ。
市の南側郊外にある足羽山(あすわやま)には郷土自然博物館・郷土歴史館など多くの史蹟と遊覧施設が揃っていて市民の休息所に利用されている。
芦原温泉(あわら市)
北陸の名湯として名高く、日本海の新鮮な食べ物と纎細なサービスは旅人の疲れを癒してくれる。
越前大仏(勝山市)
奈良の大仏をしのぐ大きさ、五重塔・大門・中門など規模の大きい建造物が並ぶ。
越前大仏は、勝山の新しい観光地として脚光を浴びている。
今庄そば道場(南越前町)
自分でそばを作って、その場で食べることができる。
自ら作ったそばは、どこか一味違う。
そばが好きな人はぜひ一度ご体験を!
三方五湖(若狭町・美浜町)
久々子・日向・水月・菅・三方の五湖からなり、光を照らす神秘な湖である。
遊覧船とレインボーライン(有料道路)で、ダイナミックな景観を楽しむことができる。 地元出身の歌手・五木ひろしさんの歌碑もある。
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