日本人の心のふるさと・京都
哲学の道
銀閣寺から南禅寺に至る京都を代表する散策コースで、約50分程必要となる。
琵琶湖疏水に沿って桜が並ぶ、風光明媚で小さな一本道である。
名前の由来は、哲学者・西田幾太郎がこの道で思索にふけったこととされている。
東山地域
五条坂停留場から清水寺へ抜けるコースで、約50分ほど必要となる。
清水寺の入口には盛りだくさんの記念品と骨董品店の並んだ横町が人目を引く。
清水寺から円山公園まで、骨董品店、陶磁器作業場、多様なお寺が整然と並ぶ。
円山公園を通って平安神宮に向けて北にずっと歩けば、季節によって菖蒲花、桜が満開の美しい庭園を見ることができる。
嵐山地域
散策の所要時間は約1時間20分で、平安時代に貴族の別荘地でもあった所。
京都市民たちが、毎年春の桜遊びと秋の紅葉狩りを楽しむために尋ねて来る観光名所だ。
金閣寺
散策所要時間は約40分で、金箔で派手に飾られた楼閣と美しい庭園が自慢の金閣寺は元々足利義満の別荘で、彼の死後お寺に献納された。
また、近くにある龍安寺の石庭(方丈庭園)は名園としてつとに有名である。
大原地域
「三千院」「寂光院」を抱える人気スポット。
散策時間は約1時間30分で嵐山に匹敵するコースである。
京都市北部の山村に位置し、田舍の趣を味わうことができる。
京都の祭り・芸能
京都の祭りは日本国内のみならず、国際的にも名声を得ていて、豪華で巨大な催しが特徴。
日本、特に京都では祭りを必ず見ることも旅の妙味になるだろう。
都をどり
毎年4月1日-30日にかけて祇園甲部歌舞練場で開催される祇園甲部の舞踊公演。
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葵祭
京都市の下鴨神社と上賀茂神社で、5月15日(陰暦四月の中の酉の日)に行なわれる例祭。京都三大祭りの1つ。
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祇園祭
祇園神を祭る祇園神社に奉納される祭礼。7月17日の「山鉾巡行」がハイライト。京都三大祭りの1つ。
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時代祭
平安神宮の祭り。その創建を祝うためのものであり、京都三大祭りの1つでもある。 |
日本・その他各地の有名な祭り
大阪・岸和田だんじり祭り
約300年の歴史と伝統を持つ「岸和田だんじり祭り」は、元禄16年(1703年)、当時の岸和田地方領主・岡部長泰が五穀豊穣を祈って始めたもの。
だんじりと言うのは、元々祭りの時引いて通う車や屋台を示した言葉である。
この車を構えて、中に人が乗って、囃子(はやし)をする。
囃子と言うのは、笛や太鼓などを使った
演奏のことを指す。
だんじりの大きさは、高さ約3・8m、重さ約4トン。
「けやき」で作られ、組み立てにはクギが使われない。
東京・浅草三社祭
山紫祭り(三社祭)として江戸三大祭りの1つとされる。 東京に暮らす人だけでなく、全国から人々が集まる。
青森ねぶた祭り
東北三大祭りと言えば、 青森のねぶた、秋田の竿燈、仙台の七夕だろう。
その中でも一番パワフルで躍動的なのが青森のねぶた祭りだ。
仙台の七夕が静の祭りの代表なら、ねぶたは動の祭りの代表格。
「ハネト」と言う踊り子たちが、「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声をかけて多くの人々を楽しませる。
8月初めから6日間にわたって開催される。
博多どんたく祭り
福岡県福岡市で毎年5月3日・4日に開催。
200万人を超える人々が訪れる国内最大規模の祭りの1つである。
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